メイド喫茶(後編) | やさしい気持ちでいられたら…

メイド喫茶(後編)

メイドさんに案内され、

お待ちかねのリビング席へ。



「いらっしゃいませ。」


ではなく…



「おかえりなさいませ~^‐^」


と言われました…

メイドさんなだけにそう言うお出迎えなんですね~


リビング席はなんだか今までには観たことのない雰囲気。


残念ながら、写真撮影禁止だったので

撮って来れませんでした…

メイドさんは好みによって選べるのか

ロング丈のメイド服だったり、

ミニ丈のメイド服だったり様々。


その部屋の隅には

ガラス張りになった衣装ケースがあって、

コスプレ衣装のようなものが沢山見えた…

(好みのメイドさんがいたら、その中から

気に入った服に着替えてもらえるらしい。

勿論有料1回1000円)


大きな画面でメイドさん達が

大集合して撮ったんだろうなぁ~

って言うようなビデオが上映されている…

なんだか、メイドさんは

アイドル的な感じになってるの??


正直あんまりかわいい子ははなかったかなぁ。

かわいさと言うよりは普通っぽさや癒しが重要なのかしら?


席につくと、メニューのほかに

メイドさんのプロフィールブックのようなものと、

ベル(スマスマで中居君が鳴らすようなの)が置いてあった。

注文やメイドさんを呼ぶときには

このベルで鳴らすらしい。


注文を決めベルで「チリ~ン」とメイドさんを呼ぶと…


「お呼びでしょうか、お嬢様~(男性の場合は「ご主人様」)」


…そう、言われましたが、

注文は普通にとってくれました。


しか~し…


混雑のせいなのか待っても待っても

頼んだものが誰一人のものも一向に来ない…


そして、注文をとってくれたメイドさんは

他のメイドさんとおしゃべりしてるし。


うーん。。。


どうしたものかと思ったら

注文をとったことを忘れていたらしい…‐_‐;


「こめんなさいお嬢様~すぐにお持ちします。」


とメイドさんに言われましたが

席料とるんだからしっかりしてよ~

と思いながらも待っているとようやく、

注文したものをメイドさんが運んできてくれた。


アイスティーやアイスコーヒーの

ガムシロップやミルクはメイドさんが

入れてくれるんですよ~。


「ちょうど良いところでストップって言ってくださいね。」


っていわれて友達は嬉しそうに入れてもらってました。


各月によってコスプレのイベントがあるらしい。

その中に『○○ちゃん誕生日イベント』と言うのがあった。


その子は私達の注文を

取ったりしてくれていたメイドさんだったので

飲み物を運んできてくれたときに友達が


「おいくつになられるんですか?」


と友達が質問すると…


「メイドは年をとりませ~ん^‐^」


…はい?なんて???


「毎年誕生日は来るんですけど、年はとらないんです^‐^」


って、躊躇いも無く普通に言われ…

あはは…一本とられました。




そんなこんなで、あっという間に時間は過ぎて

そろそろ出よう!と帰るときには


「行ってらっしゃいませ、お嬢様~」

って、送り出されました。


なんだか未知の体験をした感じで楽しかったです。
秋葉原ってすごい街だなぁ…


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