駅での出来事。 | やさしい気持ちでいられたら…

駅での出来事。

日曜日、友達と会って久々だったから

お話も尽きなくて、昼間待ち合わせたのに

夜も一緒に食べて、別れたのが10時過ぎだった。


気の知れた友達との時間はあっという間だなぁ…


駅まで歩いて、電車に乗り乗換駅で降りた。

この駅はいつも通勤でも使う、大きな駅。


改札を出て、家路に向かう路線目指して歩いていると


「あの、突然すみません!」


と、声をかけてくるスーツ姿の男性…

キャッチセールスとか、変な人が多いし無視無視。


「こんなの迷惑だと思ったんですけど」


それでも無視して歩きつづける。


「今あなたを改札で見て、

声をかけなかったら絶対後悔すると思って…」


でも、なんだかいつものように

怪しい感じではなさそう。 


一生懸命に真っ赤な顔しながら

私の歩幅にあわせて話し掛けてくる彼が

そんなに悪い人には見えなかった。


「怪しいですよねすみません…」


穏やかそうな口調で、人の良さそうな長身の人だった。

いつもよくある、慣れた口調の軽そうな

ナンパな人では無い感じがしたし…

キャッチセールスでもなさそうだった。


「あなたを見た瞬間、お話してみたいと純粋に思って…」

「咄嗟に追いかけて声をかけてしまいました!」


歩く足を止めて、少し話を聞いてみた。


「いつもなら、このまま歩いて強硬突破…なんですけど

悪い人には見えなかったので、止まってみました。

ここらへんって、キャッチセールスとか

怪しい人が多いじゃないですか。」


「ありがとう…でも、急に声かけて、あやしいですよね。

止まられると、余計に恥ずかしいな…

こんな風に声かけたことって無かったので…


彼は、顔が真っ赤だった。


自分のことを簡単に話してくれたので

自分のことも簡単に話して…


立ち話で少しだけ話をしたけれど、

優しそうな感じの人だった。私と同じ年で、

住んでいるところはその駅から電車で数分の駅。


終始緊張した感じで、慣れた感じはしなかった。
決して口がうまいと言う訳でもなかったし。


「今度お食事にでも行きませんか。」


って…お食事に行ってみれば

なんとなくわかることもあると思うし…

携帯のメールを交換して帰ってきました。


私は今彼がいないフリーな状況だし、

広い視野で色々見られたら良いなって思う。

誰かを想うことなんて、自然と後からついてくるもので

焦って決めるものでもないし…

好きになろうって決めてなるものでもないと思うから。


そういうのは今までのことで学んできたし…

生かしていけたらいいなぁ。



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